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[在南アフリカ共和国大使館]リンポポ州及びムプマランガ州におけるマラリアの流行 [アフリカ]

マラリアに関する情報が来ました。
マラリアにかかると本当に死亡する確率が高いので、十分な注意が必要です。
ではまた。

リンポポ州及びムプマランガ州の保健省担当官によれば、両州の最近のマラリア感染者数は次のとおりです。

1.リンポポ州では、2010年12月8日~2011年1月6日に報告されたマラリア感染者数は440名(死者:3名)で、前年の同時期の感染者数236名(死者:4名)のほぼ倍となっている。

2.ムプマランガ州では、2010年9月からのマラリア感染者数は697名(死者:6名)で、前年同時期(感染者数515名(死者:5名))より増加している。

マラリアを媒介するハマダラカは、夕暮れ~夜明けにかけて活動する傾向があります(もちろん、暗い室内では日中でも活動する可能性はあります。)。

夕食時が一番危険で、長袖、長ズボン、明るい色の靴下を着用し、服の上からリペラント(忌避剤)を散布して、ハマダラカに刺されないようにすることが重要です。また、就寝時は防虫剤含有の蚊帳の使用が有効です。

リンポポ州及びムプマランガ州(クルーガー国立公園を含む)へ旅行する際は、マラリア対策に注意を払うことをお勧めします(特に注意すべき時期は、11月~4月です。)。

特に、クルーガー国立公園へ旅行する場合は、必要に応じリペラント、蚊取り線香、殺虫剤、蚊帳を持参されることをお勧めいたします。

また、上記地方を訪れた後、5日~1ヶ月以内に発熱等を生じた場合は、マラリア検査を受けることをお勧めします。発病後5日以上経ってから治療を開始した場合は、死亡率が高くなる由です。

以上


平成23年1月14日

日本大使館領事班

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